縁頭

縁頭はどうやって作ったらいい?板金でロウ付け?いまいちわからん。

縁頭の作り方
柄の鐔に近い方の金具を縁(ふち)柄頭の金具を頭(かしら)とよぶ。
なんの飾りも無い、基本的な物を。
材料は素銅、四分一、銀、赤銅、鉄、金など

手に入りやすく、値段も安く、加工しやすい素銅で
まず、鉄の塊で、柄の形を作る。楕円の長い方の径が38mmぐらいが良いかな?
素銅の板、厚さ1.5mmを帯状に切る。
幅は好みで。(実戦型は幅が広い20mmぐらい有る物も有る)

焼なます
(銅や銀・金は赤熱してから急冷する事により柔らかくなる。叩くと硬度が上がる)
柄型にあわせて、槌で叩き曲げて行く。
接合面を蝋付けする。強度を上げるには小さな板をそこに裏から貼る(鑞付けでね)
楕円型の板を作り(有る程度の大きさに切ってから有る程度鍛造する)
縁の方は楕円の輪の内側の大きさに作り、ナカゴの入る穴を開ける。
頭の方は楕円の外側の大きさで上に載せるように。
鑞付け
完成
縁の長い方の径が40mmぐらいが、刀用

天正拵えなどは頭はただの水牛の角を貼って柄糸で止めて有るだけ。
縁頭の模様は好みで裏から叩きだし、タガネなどを使い彫り込んでください。


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