[BBS_ラウンジ] ナイフマニアの部屋


1 :名無しさん:03/02/26 22:04
・・・という事で作ってみました。
ルールは簡単、意見の押し付けはやめよう。
あとは何でも良し!和洋問わず、ナイフ自慢でも結構!
包丁だってナイフの一部だからオッケー!

あとは、ナイフの手入れやら扱いやらのテクニカルなところをお話しするのもいいかな、と。




2 :名無しさん:03/02/27 06:50
なんでナイフマニアは鞘って言わずにシースって言うか。
日本語がちゃんとあるのに毛唐の言葉使うなYO!

3 :名無しさん:03/02/27 07:08
カスタムナイフやってます
っていうか作ったり手入れする方
440CかATS-34以外のステンレスは好きじゃないです
鍛造鋼は好きだけど、俺にはいじれないし

フォールディングナイフだったら量産品のナイフでも、できれば同じモデルを幾つか手に持って、開閉をチェックしてから買うと良いよね
買ってから暫くはオイルで洗いながら何度か開閉しても良いし
バリや削り屑が抜けるので後々の持ちがかなり違うから

>>2
シースナイフとは言っても、鞘ナイフとは言わないから
ちなみにシースナイフは山歩きなんか以外では持って歩かない方が良いよ
職務質問された時にかなり不審がられるから
どうしても持ち歩きたければ、きっちり梱包して(できれば包みの上からヒモでくくって)カバンの中にしまっとく
そうすりゃ「運搬」と見なされ、あまりとやかく聞かれない

4 ::03/02/27 07:33
ところで普段はCAMILLUSのアーミーナイフを皮ジャケットの前ポケットに入れてます
単車を弄り易いようにちょっと改造してキリをマイナスドライバーの小にしたやつ
デザインが少し野暮ったくて重たいのはご愛嬌って所かと
かなり無茶な使い方してるけど、あの切れ味の良さは手放し難いね

あと普段良く使うのはそこらのナイフマニアの店で買ったバタフライナイフ
構造が単純だから手入れが楽なのが良い
りんごの皮を剥いて汁でベトベトに成っても安心して洗える
片手で出せるのも使い易くて良いし、なんたって安くて丈夫
引越しの際の荷造りからゴミで捨てるスプレー缶の穴あけまで滅茶苦茶な使い方をしている割には壊れないなあ
残念ながら、瀬戸のどっかの小さい工場で作ってる量産品らしくてメーカー不詳なんだけど、表面のヘアライン仕上げを時間を掛けて鏡面仕上げにしてやったおかげで錆びや汚れに強くなったし
ちょっと手放せません…前なんか豚肉のソテーを自分で作って食べる時にテーブルナイフに使いました(笑

ナイフのブレード表面は鏡みたいにピカピカに磨いてある方が錆びや汚れが残りにくくて長持ちするよ

5 :名無しさん:03/02/28 16:15
シースナイフだろうがフォールダーだろうが、職質されりゃ一発ですよ。
特に都心部は、サミットとか近隣諸国の状況に応じて警察がクルクル回ったりするから、
思わぬ所で職質>もってりゃタイーホ
10回目に職質されて、無くしたナイフの総額¥5万超えた時点で、
ビクトリノクス以外を持ち歩くのは辞めますた。

でもやっぱりバックとかアップルゲートタイプ、あとバタフライは便利なんだよね。
サムボタン無いのでも、フロントロックかライナーロックかにしてあれば、
そんなに持ち直さなくても開け閉め自由だし。

カッターも一つの候補だけど、ブレードの強度が低すぎる・・・しなると研ぎづらいんだよね。
カッターでも切り出しタイプなら結構頑丈だけど、
決まってダイヤルタイプなのが好かない・・・

ナイフの鋼材は440系がやっぱりバランス良いですね。
実際研いで使う場合、440Cの常用硬度が砥石が負けないギリギリのような。

そーいえば以前ヤスリを七輪使って鍛造して、タガネと小刀作ってみたけど、
結構すごい切れ味でした。
ただしまっすぐに打つのが難しい。
あまり大物は打てないけど、小刀とかなら結構作れます。
あとポンチ・ケガキ針とかもガラスに線引けるくらいの硬さにできるので、
結構オススメです。

6 :名無しさん:03/03/01 00:46
ロック機構のあるフォールディングナイフは職質でNGに成り易いかな?
刺せるし(w

ヴィクトリノックスのファーマーが10年来のお気に入りです
キーホルダーとセットでいつも持ち歩きです
流石にノコギリは滅多に使わないけど、1cm合板位だったらザクザク切れるのが良い
ところでこのファーマー…ノコギリがメインブレードの爪を引っ掻ける所の手前にあってすっげー邪魔なのな
思わずヤスリで削っちゃったけど

7 :名無しさん:03/03/01 00:46
ロック機構のあるフォールディングナイフは職質でNGに成り易いかな?
刺せるし(w

ヴィクトリノックスのファーマーが10年来のお気に入りです
キーホルダーとセットでいつも持ち歩きです
流石にノコギリは滅多に使わないけど、1cm合板位だったらザクザク切れるのが良い
ところでこのファーマー…ノコギリがメインブレードの爪を引っ掻ける所の手前にあってすっげー邪魔なのな
思わずヤスリで削っちゃったけど

8 :名無しさん:03/03/01 00:53
マテリア穴に空気が入って使いやすいです。BYスクエワゲーム担当

9 :名無しさん:03/03/03 05:41
ロック付いたビクトリノクスはすげー便利。
慣れればワンハンドで開閉もできるよ。
その時にはあんまし余計なツールついてない方がいい。

ソーブレード(いわゆるノコギリね)はセット・エッジの概念も入ってる分
ランボーナイフの峰のギザギザよかマシだとは思うが、
どうせならもっと刃のキメが細かい、ピラニアソーみたいなの付ければいいのにと思う。
ちなみにメインブレードとサブブレードを使い分けると、結構長切れするよ。

そーいえば、最近のコンバットフォルダーは
スイングロック機構(いわゆる振り出しナイフの事。飛び出しぢゃないよ)付いてるの多いね。
今のとこアレで事件起きてないみたいだからいいけど、
ワイドショー沙汰になったらまたアレしちゃうんだろーな。
もっともある程度刃渡りあってバネが甘ければ何だってスイングロックだから、
どーなんでしょーね。

漏れが持ってる細大サイズはオンタリオのマシェットなんだけど、
切っ先が丸すぎて使い物にならないから斜めに落としてみました。
するとボウイナイフもビックリの肉切り包丁が出来上がりました。
しかし、庭の枝打ちなんかには、サイズ大きすぎて上りながらの作業はちと無理だし、
やっぱり日本の角ナタが一番使いやすいと思ってます。


10 :名無しさん:03/03/03 06:03
やっぱスーパーナイフ072でしょ!!マンコチンコいろいろ切れます。

11 :名無しさん:03/03/03 17:27
なんか深夜の通販番組見てたら、新しい包丁出たね、
ミラクルブレード。よーは峰に怪しいタマタマ付いたバンザイナイフ(笑)
しかしヤンキー人てなんか刃にギザギザ付いたの大好きよねー、


12 :名無しさん:03/03/04 04:45
初めてナイフ買ってから20年が経ちましたが
今までの経験から買う時の最低条件は「キングの赤い砥石でちゃんと研げること」
まずナイフに向いてるとよく言われてる油砥は日本だとかえって使いづらいし第一値段が割高です
水が豊富にある日本では固有の水砥の方が絶対使い良いのですが
反面砥石の組成が柔らかく硬いものを研ごうとすると砥石が負けてしまうからです
目安としてはカッターナイフがギリギリの線ですね。

当然硬い刃ほど長持ちはするけどナイフなんて柳刃や出刃みたいに精密な刃つけしなくたって
使い心地に差がある訳じゃないから
ポケットストーンと一緒に持って使うたびにチョビチョビ研いでいれば良いと思うんですけどね
慣れればあんまり丸研ぎにもならないし
要はヤスリがけの要領ですよ



13 :名無しさん:03/03/06 01:59
みんななんでそんなに職質されんの?

14 :名無しさん:03/03/06 20:51
そりゃみんなアヤシィからでしょ(禁句)


15 :名無しさん:03/03/07 15:26
ポケットナイフをシャープニングロッドと一緒に持ってるヤシは痛いヨカン
シャープニングロッドはヤニとか油とかが刃にくっついて切れ味が鈍った時には便利だけど、日常じゃ(屋外クッキングか辻斬りでもしないかぎり)使わないし(ヲイ

油砥石と水砥石の両方持ってるけど、油砥石は滅多に使わないな・・・硬化処理がやたら高度なATS-34のブレードを研ぐために買ったけど・・・
ところで砥石もちゃんと研いでる人、居る?
こないだ10年来ナイフも包丁も研いできた合成砥石を研いだらすっげー疲れた

16 :名無しさん:03/03/07 22:11
下手な携帯砥石持つなら、ダイヤモンドやすりが一番良いと思う。
ただ幾らキメが細かいのでも#400以下のばかりだから、
タッチアップくらいにしか使えないけどね。
ただし削りが深いから普通の荒砥で研ぐより鋭いけど。

砥石そのもの研ぐときは下水の縁石だとキメ細かすぎてだめなんよね。
一番良いのはコンクリ打ちっぱなしみたいな感じのところだけど、
滅多にないから修正砥石買うのが手っ取り早いか・・・?

ところで100円ショップのあの砥石、実はただのレンガじゃないかと思うほど砥げないね。


17 :名無しさん:03/03/11 03:01
マイクロテック社のSOCOMナイフが結構いいな。
とくにブラックのブレード。
ttp://www.rakuten.co.jp/yamahide/439605/476203/476458/
ttp://www.rakuten.co.jp/yamahide/439605/476203/476459/
ttp://www.rakuten.co.jp/yamahide/439605/476203/476452/
ttp://www.rakuten.co.jp/yamahide/439605/476203/476460/
それにしても高すぎ。

18 :名無しさん:03/03/12 05:36
トラックのバネ鋼で作ったポン刀、これ最強。
実際太平洋戦争ではそのテの粗製刀を家に刀のない軍人にあてがったらしいが、
キチンと和鋼で作ったモノより性能は良かったという。
和鋼で作った刃物の切れ味は鉋とかで知ってるけど、
折れたら何にもならないしね。

今は漁師マキリが欲しいな。
以前漁協で売ってるような安いタイプの買ったけど、それだけに作りが安っぽすぎる・・・
もっともプロの使う道具は所詮そんなものかもしれないけどね。

ちなみに見た目気に入らないのでかなり気合入れてアレンジしました。



19 :名無しさん:03/03/12 06:36
「ナイスマニア」の部屋かとオモタ

20 :名無しさん:03/03/12 15:58
>>18
現代カスタムナイフの大御所であるラブレス氏も、最初は車の板バネを貰ってグラインダーで削り出してたよね
焼入れが剛度と硬度のギリギリのバランスを取った鋼だから、鍛造鋼並に切れてしかも欠け難い良い鋼だとか
そういえばスバル360なんかは軽量化のためにネジリバネって特殊なロッド状のバネらしいが、
それでインテグラル加工のナイフなんか作ったら面白そうだ

リアル厨房な時に五寸釘をぶっ叩いて平たく延ばしてガスコンロで焼き入れして手裏剣やナイフを作るのが流行ったが…
均一に焼入れできっこなくて、ひどく切れ味悪かったよなあ
しまいにゃ自動車解体工場の裏手なんかに積んであるジャンクから板バネ漁ってきて
学校の工作室のグラインダーで汚いナイフモドキを作ったのも懐かしい思い出(w
家の安い砥石じゃなかなか刃付けできなかったから、農家の友達ん所に有る鎌なんかを刃付けする砥石を借りてみたり

21 :名無しさん:03/03/12 16:52
ガスバーナーは火が出てる時点で偏ってるからね。
もっとも5寸クギは軟鋼だから、刃は一応つくけどフニャフニャなのは仕方ないですね。
やっぱりヤスリ最強ですよ。ただしヤスリのギザギザ削らないと
クラック起こすからグラインダーでまず全部落とすところから始まるんだけど。
あと温度高くないとナマクラだから炭火しか選択肢ないけどね。

22 :21:03/03/12 20:40
もう一つ忘れてたけど、ヤスリって熱しても堅いです。
最低1キロ級のハンマーじゃないと、とてもじゃないけど伸ばせません。
それ考えるとベルトハンマーあるにせよ、鍛冶屋ってよくもまぁあんな形にできるものだと、
感心してしまいます。

そういえば大抵の和製刃物って使い始めは綺麗に研ぎ上げたつもりでも、
鉛筆削っただけでポロポロ刃欠けしますね。
ステンレスのナイフってあんましそういうのないから使いやすいですね。
で、話戻すけど柔らかいもの専門の包丁みたいなのならともかく、
小刀とかナタみたいな柔らかいのも堅いのも切るような刃物の場合、
まずグラインダーで1ミリくらい刃先を削ってから、
改めて研ぎ上げると丁度いいみたい。一皮剥く感じかな。

DIY鍛冶かぁ、もう少ししたら寒くも暑くも無い気候になるだろうから、
またやろうかな。


23 :21:03/03/13 22:24
ちなみに自分がDIY鍛冶やる時に使う道具。
まず七輪!時期にもよるけど河童橋とか行けば1500円くらいかな?

次、使い古しのドライヤー!要らないのがあれば、の話だけどターボ&送風機能は欲しい。
風量が大事なんだけどブロワーほどは要らないかな?

肝心の炭!これはあまり安物は使わない方が良い(火持ちの問題)んだけど、だからといって備長炭はダメ。
何故かというと、備長炭は組成があまりに堅すぎて、炭に突っ込む時に刃が曲がったりするから。
この用途には松炭が最高なんだけど、結構高いからバーベキューに使うナラ・クヌギ炭などの雑炭(ざくたん)を買おう。
1キロ100円強てとこかな?
炭が切れたら話にならんので1回の操業に5キロは欲しい。

次に金床!なんだけど市販されてるアンビルは、非常に高い!
相場は1キロ1000円くらい。で、文句無く使う場合は10キロ以上は欲しいんだけど、
当然高くてお話にならないので私の場合は東京・尾久にある鉄材屋に入って20キロの棒材を買いました。
ただし鉄のカタマリなんで滅茶苦茶重たいです。
原チャリ使ったのですが、荷造りして自分も乗ったらラクショーでフルボトムでした。

ハンマーも必要ですね。目安としては自分が問題なく振れる限り、できるだけ重い事。
普通の人なら1キロから1.5キロくらいでしょうか。

ヤットコもしくはプライヤー。短いのでも何とかなるが、火傷しそうなほど熱いです。
今から買うならできるだけ長いものを。

空き缶。七輪に乗せて安定するサイズで。使い方は後述。

バケツ。焼きいれに使う。

あと、有れば良いなと思うのは土嚢でしょうか。
DIYショップへ行けば麻袋があるんで、砂でも土でも良いから詰め込む。
アンビルに敷くと音が小さくなります。

次にやりかただけど、

まず炭を一つまみくらいの大きさに全部砕いてしまう。
炭は細かいほど火力が出るし、それにこうしないと焼きムラが出てしまうので結構大事です。

次に七輪に火をつける。これは各自工夫しよう。
自分は使った割り箸とっておいたの使ってます。
新聞紙だとなかなか炭に火が移らないですね。



24 :21:03/03/13 22:24
炭に燃え移ったらドライヤーで風を送りながらどんどん炭をつぎ込んで行きます。
ジェットみたいな炎が出るくらいにまでなったら風を弱くする。

後は品物を突っ込んで、赤くなったら叩いて、叩いたら赤くする。
この時、温度は高すぎでもダメ、低すぎでも当然ダメ。
色としては赤からオレンジ。
叩き方のコツは、手の力でなく、ハンマーの重さで振る。
こうして自分の望む形にどんどん近づけていく・・・まぁ七輪のサイズでは大きさは限られるけどね。
ある程度形が出来上がったら、焼きなましする。
叩く時と同じくらいの温度まで上げて、
手で触れるくらいの温度まで一旦放置しておく。

次に焼きいれ。
これも叩く時と同じくらいの温度まで上げて、今度は水を張ったバケツに放り込む。
この方が堅くなるけど、場合によっては鉄が割れる可能性があるので、
怖ければ常温の油でもいいでしょう。

最後に焼き戻し。空き缶に油と品物を入れて、七輪にくべる。
油から煙が出るくらいの温度になってきたら、
今度は七輪から下ろしてあとは油が冷めるまで放置。
あとは削って研いで出来上がり。

どのくらいの堅さに仕上がったかは、ヤスリで削ってみる。
削れるようなら焼きいれが失敗してます。
あとガラスの欠片で表面を引っかいて、これでキズが付かなければ
一応刃物として必要な硬度は満たしているという事になります。

以上、駄文に付き合ってくれてありがとう。

25 :名無しさん:03/03/14 09:18
マジレスカコワルイ

26 :名無しさん:03/03/15 00:33
>21
確かに面白そうだし大して金はかからなそうだけど、
槌振るう時に音出るでしょ?まず騒音問題。
それに火柱立つ位の炎なら火事の心配もしなくちゃいけない。
結局は万人にすすめられない趣味だね。

27 :名無しさん:03/03/15 18:13
なんか…スゲー、ハイソな趣味だな…鍛造
折れは貧しいからベルトグラインダーも買えないよ…

そういえば本格的な火床の作り方が昔買ったナイフマガジンに出ていた
需要が有るならスキャンして流しても良いけど…要るヤシ居る?


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