×

[PR]この広告は3ヶ月以上更新がないため表示されています。
ホームページを更新後24時間以内に表示されなくなります。

ダマスカス

まず最初にダマスカスとは何ぞや?という事でちょっと説明。
ダマスカスはインドで発見されたステンレス鋼の先駆けともいえる鋼の事。
ニッケルなどの金属と鉄とを鍛接して数百、もしくは数千もの積層にした鋼。
積層してあるので腐食させると腐食差で不思議な模様が現れる。
ニッケルなどの金属を挟み込まなくても鍛接面のみで十分な模様が現れるので、ここではその鍛接面でのダマスカスを作っていこうと思う。

後日 あるサイトの掲示板で知り合った鍛造刃物作りの先輩から説明が。これは始めて知った・・・。

ダマスカス鋼について
本物のダマスカス鋼はインドのウーツ鋼がルーツとされます。
インドのウーツ鋼とはいかなるものかというと、ルツボを用いた製鉄法で作られた
鋼です。シルクロード、あるいは海の道の交易路を通じてもたらされたものが中東の
ダマスク、またはダマスカスの町で刀剣に鍛えられていたことからその名がついたようです。
聞くところによれば、ウーツ鋼そのものがかなり不純物を含み、なおかつ炭素量に
ばらつきがあって鍛えると金属組織であるマルテンサイト、オーステナイト、セメンタイト
フェライトとそれぞれに引き延ばされ鎖状につながりそれが紋様となっているようです。
鍛接ダマスカスはウーツ鋼の製法が途絶えた後に、その製法が謎めいていたがために
それに近いものを、と考案されたようですが本物とまったく異なる別物であります。
似て非なるもの、異なるものなんです。

以上、先輩の説明である。
肝心なのは、折り重ねないで単一鋼で模様が現れるということ。
現代の日本の鉄は不純物が少なく、このような現象はまず無いはずなので
昔の製鉄技術がまだ途上であったということがわかる。
そして文章の最後にこう書き記してあった。

「でも現れる紋様は製法がたとえ違っていても変わらず美しい」

( ´∀`)マッタクダヨ

さて話は戻る。
今のところ鍛接不良が目立つので鍛接をしくじらないくらいまで技量が上がったら講座を作ろうかと思う。
それじゃ話にならないので、練習中に作ったダマスカスもどきを上げておく。
塩化第二鉄溶液で腐食させてあるので鍛接面が模様になり、作っている方も面白い。

今回材料にしたワイヤ。写真ではすでに油を飛ばしてよりを強くしてある。
で、試験的に鍛接してみた代物。これを腐食させると・・・
こんな感じの模様になった。折り返さなくても模様が綺麗に表れるのは嬉しいね。
最近レスにまともな物作ってくれと要望があったので、まともじゃないけど作ってみた。どうじゃろー?ちなみに34層。

TOP